子育て支援


子育て支援-NPO法人すだち

友部第二小放課後児童クラブ

公設民営で運営されている学童です。友部第二小学校の裏に3棟の建物が立ち、総勢115名が利用しています。支援員の数は15名で、強いチームワークで団結し、子ども達を支援しています。

クラスは、45名、40名、30名と分かれており、現在は1年生から4年生までが利用しています。全員が何でもできる体制をつくり、役割や担当なども全てが順番性で実施。支援員の90%が支援員の免許(放課後児童支援員認定資格修了証)を持っており、毎年支援員研修に励んでおります。

学童すまいる・たんぽぽ

民間学童すまいる

 過去に公設友部小児童クラブを6年間運営させていただき、そこで子ども達から学んだ経験をいかし、一人一人の個性を大事に育て合うということ、自分の考えをしっかり持ち主体的に行動できる人間の育成をめざして、平成29年7月に開設いたしました。当時は平屋の小さい貸家からのスタ-トでしたが、夢がいっぱい詰まった笑い声や自己主張からの大声が聞こえてくるにぎやかな小さな学童として地域に受け入れていただきました。

 現在は、その近くに住んでいた方のご理解、ご好意により2階建ての個人家屋に令和元年に引っ越し子ども達も増えました。開設当初から変わらず、誰もが『ここに居てもいいんだ。ここは自分を受け止めてくれている。自分はこうしたい。そして相手の考えもわかる。じゃあどうしたらいいのか?』というプロセスを自然に日々の生活の中で学んでいます。

 また、論理的思考力を身につけられるように始めたプログラミング体験会での児童たちは、大人顔負けのプログラムや発想力、創造力が着実に育っています。

 たくさんの生活体験の場を通して、自分で感じ考え動く、そして仲間を感じみんなで協力し連帯する喜びを感じることができる学童をテ-マに、子どもも大人も一緒にスマイルいっぱい未来に向かって活動しております。

民間学童すまいる-NPO法人すだち

民間学童すまいる

〒309-1703 笠間市鯉淵6267-85

TEL:0296-77-6608

携帯:080-3503-2290


民間学童たんぽぽ

 民間学童『すまいる』とテーマを同じくしておりますが、現代社会で自分主義が横行しているこの頃、自然の中での豊かな心の育成をめざし、令和2年4月民間学童『たんぽぽ』を開設いたしました。

 すぐ近くの牛舎から牛の鳴き声が聞こえてくる自然あふれる土地に立地しております。家屋のそばに家庭菜園の畑もあり、季節に合わせて児童と一緒に野菜や草花も育てています。収穫した野菜は自分たちで食べたり、各家庭でも味わっていただき、食育の一環も担っております。

 また周りの里山などから四季を感じられる環境のため、自然を取り入れた遊びや散歩などにより五感を刺激し、子ども本来ののびのびとした児童の育成をめざし、活動しております。                        

民間学童たんぽぽ-NPO法人すだち

民間学童たんぽぽ

〒309-1717 笠間市旭町132-2

TEL:0296-77-6608

携帯:080-9341-7262



『すまいる』・『たんぽぽ』に願うこと

  未来の子ども達の命を育む「遊び」の世界。子ども達も支援員も共に遊び合うという関わりがあり、すべての子ども達にとって遊びの場があっただろうか?子ども達と支援員に分かれてしまい、ややもすると子ども達を監視していなかっただろうか?と、生活の終わりに一日の振り返りをしているこの頃である。

 先日、生活の中で「ル-ルを守る」ということに重きをおき過ぎ、子ども達と支援員で言い合いになった場面があった。遊びの場に支援員もいて、遊びこんでいたらもっと違う対応ができたのかも知れないと考えた。アフタフ・バ-バンの北さんの言葉で、人は伝えたいことがあふれ、伝えたい人がそこにいて、伝えるために、成し遂げるためにそれぞれが動く時、また「何をやったか」「何が上手に速くできたか」という結果よりは、「どういうふうにしようとしたか」「何をしたいと思ったか」という過程が大事にされる時、そこは「あそび合うという場」になっていく。ということを思い出した。

 子ども達は、生活の場面で「やってみたい!」と「それいいよね!」の主張と共感のバランスが見事にとれて、自分の気づきや主張があそびの中で新たな価値としてみんなに認められ、共有されたとき、「私の」から「私たちの」という『場』に変わっていく。そこで自分が役にたった!!という実感につながる。それが「自分らしさ」を磨いていくことにつながり、さらに自分はここにいてもいいんだ、という自己肯定感がうまれてくると考える。これは、支援員同志にも同じことが言えると思う。

 私たちは、子どもはもちろん支援員同志も共にあそび合う響関者として、たくさんの思いや感情、経験を分かち合い・共有したあそび心仲間にならなければならないと考える。いつも『答えは己の中にある』その子ども達を信じ、共に笑い、共に学び、共に響きあえるような思い出のあふれる日々を、すべての子ども達とすべての支援員で過ごしたいものである。

 

樫村 寛子(責任者)